満月の夜といえば、不思議なことが起きることで知られていますよね。自分では気づかないけれど、なんだか食べ過ぎてしまった、そわそわしていつもの自分とは違う行動をしてしまったなど、人間は満月（月のパワー）に大いに影響を受けているものです。
そこで今回は、満月の夜に陥りやすい傾向や、満月の夜のパワーを借りるおまじないなど、神秘的なことをご紹介します。
満月の夜の神秘
満月の夜は、とにかく昔から不思議なことが起きるといわれてきました。そもそも、月の引力で起きる潮の満ち引きがあります。月の引力により、潮の満ち引きの差が最も大きくなるのが、満月と新月のときです。満月と新月は太陽と月と地球が一直線上に並ぶときに起きるため、月の引力だけでなく太陽の引力も同時に働くからです。
また、満月や新月に出産が多いといわれているのはよく知られていますが、これは、月の引力が赤ちゃんのいる羊水を引っ張るから起きると信じられてきました。実際、統計データをみても、満月や新月前後の出産が最も多いのだそうです。このことから、月のパワーは、物理的に確実に作用していることが分かります。
満月の夜にあふれるパワー
満月の夜は、一般的にいわれるのが、新月のときの願ったものが成就するときというお話です。つまり、何でも満たす、達成させるパワーが強いのが満月の夜の特徴です。また、断ち切りたい自分の悪習慣を断ち切るのに向いているというのも満月の特徴です。不要なものを物理的に捨てるのにも適しているといわれています。満月の精神面に及ぼすパワーというのは、なかなか複雑でむずかしいパワーといえそうですね。
満月の夜のパワーを借りるおまじない
では、この満月の夜の強力で神秘的なパワーを借りて運気をアップしたり、願いを叶えたりするためのおまじないをいくつかご紹介します。
月光浴させたアクセサリーを身につけると直観力がアップ！
満月の夜、特に晴れた夜に、ムーンストーンやアメジスト、ルチルクオーツなどの天然石のペンダントやイヤリング、ピアスなどを窓辺に出して置き、月光浴をさせてあげます。そしてそのアクセサリーを日常的に身につけます。そして満月の夜がくるたびに月光浴をさせると、徐々に自身の直観力が高まるといわれています。
満月の夜、財布に満月のエネルギーを満たして金運アップ！
満月の夜に財布をバサバサと振ると金運がアップするといわれるのは有名なお話です。このとき、満月のエネルギーを意識しながら財布の口を大きく開けて振るのがポイントです。また、このとき、現金のみが入ったお財布を振ることが鉄則。カードやレシートなどの余計なものは一度出しましょう。
子宝に恵まれるおまじない
子宝の木を作るおまじないは、古くから世界で行われていました。自然に生えている木を移植して自分で育てていき、その木を自宅に飾ります。そして一晩中、この子宝の木に満月の光を浴びさせて、子宝のお守りなど、おまじないに使うものをその木につるしたり、根元に置いたりして、子宝の木のパワーで満たしてあげます。この子宝の木と寄り添って生活をすると、子宝に恵まれるといわれています。
ストーカーされないおまじない
満月のパワーは、自分の身も守ってくれます。もし別れた相手がいるのなら、その相手にストーカー、つまり付きまとわれないようにする必要があるケースもあるかもしれません。そんなときに満月が役立ちます。
まず、白い紙に別れた相手の名前をたくさんびっしり書きます。そして封筒に入れて封をし、黒いリボンで封筒を十字に結びましょう。そして満月の日にその封筒ごと燃やします。これにより、別れた彼との縁が切れるといわれています。
おまじないのときによく燃やすということがでてきますが、燃やす場所、火の始末には十分注意してくださいね。また、燃やすときにはできるだけ小さい紙にすること。灰皿の上や金属製のお鍋の中で燃やすと比較的安全です。万が一のときを考え、濡れたタオルや水を用意しておき消火できるようにしましょう。
美しくなるおまじない
満月には月の光がとても強くなりますよね。そんな満月の強い光を用いて、女性が美しくなるおまじないがあります。まず手鏡を用意して窓辺などで月の光をたっぷりと3～4時間ほど吸収させます。その後で、自分自身の顔と月を同時に手鏡に映します。この時点で、すでに自分には満月のパワーがみなぎり、魅力が充填されました。この手鏡はめったなことで誰にも触らせず誰も映してはいけないといわれています。映すのは意中の人や夫でなければなりません。願いが叶ってしまうためです。
満月の夜のパワーを借りるおまじない、いかがでしたか？ きっと満月の夜は、無意識にそのパワーを受け取り、複雑な思いを抱いている人も多いでしょう。そのような中、その強力な満月のパワーを取り入れて、おまじないで運気アップと願いを叶えましょう。
