おみくじで凶が出た!?運気回復のためにするべきこと

おみくじで凶が出た!?運気回復のためにするべきこと

毎年、お正月になると初詣の際におみくじを引く習慣があるという人は多いのでは? でも、大吉や吉が出ればハッピーですが、時には凶が出てしまうことってありますよね。おみくじで悪い結果が出たとき、どうすればいいのでしょうか? 運気を回復するためにするべきことをご紹介します。

凶が出ることってあるの?

おみくじというと、自分のその年の一年の運気が分かるとき。そんなとき、凶が出てしまうとショックですよね。基本的に、縁起のいいものしか出さないよう、多くの神社仏閣ではおみくじに大凶は入れないといわれています。また、中には凶すら入れないところもあります。

しかし、神社や寺によっては、凶が入っていることがあります。比較的、高い確率で、吉と同じくらいの確率で凶が出るところもあるため、いちいち落ち込むのは生産的ではありません。あなたと同じように凶が出ている人もいるのです。

凶が出たときの対処法

そこで重要になってくるのが、凶が出たときの対処法です。しかし、まず知っておきたいのが、おみくじとはどのような意味があるかということです。それを知った上で、適切な対処を取りましょう。

おみくじとは何なのかを理解する

まず知っておきたいのがおみくじとは何かということ。おみくじのはじまりは、1000年以上前に、京の比叡山延暦寺というお寺の元三大師が中国から日本へおみくじを持ち帰って始めた、「観音みくじ」というものだったといわれています。そしてその観音みくじは、苦しみの中にあった人々が苦しみの中にあったときに、そのおみくじの言葉に書かれていた通りのことを守ることで救われていたといわれています。

ちなみに観音みくじの凶の割合は、30%ほどでした。そしてこのおみくじは、国が重要なことを決める際に、神様の目の前で引いたことから、この風習が下へと降りていき、神社のおみくじとして定着していったといわれています。

つまり、おみくじというのは、人が迷える中で、頼りにする神様からの言葉であったと解釈できます。

凶は利き腕と反対で結んで帰ると吉に転じる

昔から、おみくじで凶が出たとしても、利き腕と反対の手で神社やお寺の境内にある木の枝などに結ぶことで、修行したことになり、新たな力が備わることから、凶が吉に転じるとい言い伝えられています。そのため、今でもその風習が残っています。おみくじを引いたら、大吉や吉が出れば持ち帰りますが、凶などの悪いものが出ると、結んで帰る人が多いです。しかし、今では何のために結んで帰るのか分からない人も多いようです。

いまでは木に結ぶと木が傷むといわれているため、おみくじ掛けというところに結ぶようになっている神社やお寺もありますので臨機応変に行動しましょう。

凶が出ても、運は変わる

しかし本来の人々を救うというおみくじの意味から考えても、もし凶が出てしまっても、それに落ち込む必要はありません。なぜなら、自分の心がけ次第で運は変わっていくからです。それは吉が出ても同様です。吉が出てもそのまま「今年はいい年だ」とふんぞりかえっていたのでは、やがて運気が凶となる可能性も出てきます。一方で、凶と出ても、自分の心がけや行動次第では、十分吉に転じる可能性があるということです。

おみくじで凶が出たということは、今、運気が下がっており、注意しなければならないという警告を受けたと同じことです。しかしこれ以上下げないために、これから運気回復のために進んで過ごしていくことを示されていると考えましょう。

持ち帰って時々眺める

おみくじの内容がどうであれ、持ち帰るのは決して悪いことではありません。むしろピンと来た言葉があればそれを元に一年生活したり、その助言がいつか役立つときがくることを思い、そのいつかのときのために財布の中に入れておき時が来たら見たりするといったこともできるはずです。

引き直す

もし凶が出たり、吉でも内容がいまいちピンと来なかったりする場合、おみくじは3回まで引き直すことができるといわれています。ただし、引き直すたびに、参拝をし直すようにすることも忘れずに。

誕生日まぎわにもう一度引き直す

おみくじといえば、初詣のときや、神社やお寺にお参りに来たときに引くものですが、あえて誕生日まぎわに訪れて引いてみると、その年の運気がより明確に見えるようになるでしょう。人は年齢が変わるごとに、運気が変わるといわれているためです。


おみくじを引いて、もし凶が出たら、まずは利き腕と反対側の手で、神社やお寺の木やおみくじ掛けに結ぶことを考えましょう。しかし、吉が出ても、それは決して一年が安泰というわけではありません。重要なのは、運気は変わるということをきちんと理解することです。また、おみくじは人々を救うためのものです。お守りとして持ち歩き、時に読み返して助言とするのも良いのではないでしょうか。

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