きれいな月明かりを見ていると、そこに不思議なパワーがあるように感じられませんか？潮の満ち引きや体内リズム、人の生死にまで影響を及ぼすとされる月の力ですが、その力を借りて私たちの願い事を叶えることができます。借りる力は「新月のパワー」。どんな願い事も叶うとされている「新月の願い事」のやり方をマスターして、あなたの願いを叶えちゃいましょう。
満月ではなくて、どうして新月？
新月より満月の方が月のパワーがありそう、と思われる方も多いでしょう。どうして新月なのかと言えば、新月は何かをスタートさせるのに最適なタイミングだからです。占星術の観点から、月は心や感情を表します。心がスタートを切る、前を向き始めたその日におまじないをするのがベストとされているのです。
「新月の願い事」のルール
強力なパワーを持つこのおまじないを成功させるには、次のようなルールにちゃんと従う必要があります。
新月から8時間以内にお願いする
新月が始まってからできるだけ早く願い事をする方が、効果が高いです。ここで注意してもらいたいのは、新月が始まる時間のことです。新月は夜ではなく、朝や昼に始まる場合もあるので、しっかり時刻を調べてからおまじないに挑みましょう。新月が始まったことを確認して、そこから8時間以内がベストですが、それが無理な場合は遅くとも48時間以内に済ませるようにしてください。
願い事の個数
新月の願い事にいくつまで願い事をしていいのかと言えば、いくつでも構いません。しかし、その願い事1つ1つを、しっかり心から願えているのかが重要となります。願い事が多すぎると、その願いに対しての気持ちの強さも小さくなりがちです。ですので、願い事は個数ではなく、自分が心の底から叶えたいと思うものを選ぶようにしてください。
ボイドタイムは避ける
月には「魔の時間」と呼ばれる、ボイドタイムという時間が存在します。占星術の中で重要視される天体現象で、月が他の太陽系の天体から孤立しているタイミングのことを言います。このボイドタイムの間は、何をやっても地に足がつかず、結果が出にくい傾向にあるとされています。ですので、おまじないをしてもなかなか叶いません。少し手間がかかりますが、自分が願い事をしようとしている新月がボイドタイムと重なっていないか調べてから、実行するようにしてください。
願い事の書き方、4つの大事な注意点
「新月の願い事」は紙に書きます。その時に、願いが叶いやすくなる書き方のコツがあるので、ぜひ参考にしてください。
過去完了形で書く
願い事は「○○という願いが叶いました。」という、過去完了形で書くと実現しやすくなります。こうすることで願いを実現している未来の自分と波長を合わせることができ、その自分により近づくことができるようになります。
最後に感謝の言葉を書く
「○○という願いが叶いました。ありがとうございました。」というように書きます。強力な新月のパワーを借りてのおまじないですが、感謝の言葉にも強いパワーがあり、願いを叶えるための力を増幅させようというものです。感謝のプラスのエネルギーが自分や人、果てはもっと大きなものを動かし、願いを叶えるために働いてくれるようになります。
とても簡単に願いが叶ったように書く
「擬音語・擬態語」を使い、さも簡単にその願いが叶ったかのように書いてください。たとえばですが「サラッと彼と付き合えることになりました。」、「ズバッとトラブルが解決しました。」、「ドーンと収入が増えました。」など、その願いが棚ボタ的に、簡単に叶ってしまったという感覚が出るようにするのがコツです。決して、願い事が叶うまでの道筋を想像して、難しそうだけど本当に叶うのかな～などと不安に思いながら書かないようにしてください。
人を変えるような書き方をしない
「Aさんが私のことを好きになってくれました。」というような、誰かの心が変化することで自分の願い事が叶うような書き方はしないでください。願いと言うのは、人が変わることでは実現しません。あなたが変わることで願いが叶うのです。「Aさんが私のことを好きになってくれるように、素直に、私の愛情が伝わるようにAさんと接することができました。」というように書くと、結果的にAさんがあなたのことを好きになってくれる可能性が高まります。
願いを書いた紙の保管について
願い事を書いた紙は、日付を書いてずっと保管しておくのがお勧めです。保管場所はどこでも構いません。その願い事が叶ったかどうかを確かめるのに役立ちます。叶っていない願いがあった時は、どうして叶わないのか振り返り考えることもできます。ですが、捨ててしまってもおまじないの効果は変わらないので、そこは自由にしてください。
