大事な恋人の様子が最近おかしい。ひょっとして誰かの誘惑の罠にかかりそうになっているのかも？ 恋人の周りにあやしい誘惑の影が見える時に試してほしい、おまじないを4つご紹介します。
1．髪の毛のパワー
髪の毛には念がこもりやすいといわれます。それは、明らかに成長して伸びていく様子から、過去の思いも現在の思いもそこに残っていそうな気がするからでしょう。爪も同じ意味から念がこもりやすいパーツです。実は皮膚やそのほかの体も同じように成長はしているものの、髪の毛ほど目立たないため、おまじないに使われることはほとんどありません。恋人が誘惑に引きずられずに自分の元にいてくれるようにかけるおまじないは、この髪の毛を恋人の靴の中にいれるというものです。恋人の利き手の反対側の靴にいれます。右利きなら左足、左利きなら右足の靴にあなたの髪の毛をひそませてみてください。
2．ピアスで自己主張
イヤリングやピアスは、自分が相手にとって特別な存在であることを示す絶好のアイテムとして使われます。プレゼントするのも、さりげなく車の中や室内に落としてくるのも、同じ理由からです。恋人に誘惑の影が見える時にも、この方法を使わない手はありません。イヤリングやピアスなどの直接身につける小さく大切なものを、恋人の鞄の底のほうやポケットなどに忍ばせておきましょう。目立つところにおくのではなく、鞄をひっくり返したり、隅々まで探してようやく見つかるような場所に隠しておくことで、誘惑の元を牽制するおまじないです。
3．お守り
いろいろなお守りが売られていますが、このおまじないに使うのは手作りのお守りです。実際に売られているお守りは中に小さなお札が入っていますが、このおまじないに使う手作りお守りの中身は紙1枚で十分。そこに「信じている」という気持ちを込めて赤いハートを描きます。大きな紙なら畳んでお守りの中に入るようにしておきましょう。外側は小さな布切れを手縫いで巾着にして作ります。中に赤いハートの紙を入れたら、巾着のヒモをしっかり絞って固結びをして簡単には開けられないようにすればできあがり。お守りは恋人の部屋などに置いてもらえるようにプレゼントしましょう。
4．「好き」メッセージ
シンプルですが、地味によくきくおまじないがこの「好き」メッセージです。普段から「好き」を連発している人も、滅多に口にできない人も、このメッセージを送れるのは1日1回だけです。送る時間をきっちりと設定しなければならないので、相手の迷惑にならず、自分も必ずメッセージを送ることのできるタイミングで決めてください。1日1回同じ時間に「好き」だけのメッセージを送ること。このおまじないは、彼の心の奥に時間をかけてしんみりときいていきます。
このおまじないは、ベタで鉄板なところがあるので、本当にきくの？ と疑われるかもしれません。でも、ベタで鉄板になっているということは、男女の恋愛の長い歴史の中でそれが繰り返し行われてきた証拠であり、その効果もあったからこそ、今も廃れず残っているはず。だったら、使わなければ損ですね。どのおまじないもやり過ぎは厳禁。髪の毛もたくさん入っていたら気持ち悪く思われます。やたらとアクセサリーの忘れ物が多ければ呆れられ、手作りのお守りも一つだから価値があり、好きメッセージも1日1回だけだからこそ心に響きます。地味でシンプルだけど、それにベタで鉄板だけど、いつの時代の恋人たちの恋愛も見守ってきたおまじないで、二人の間に忍び寄ってきそうな誘惑の影をはらってしまいましょう。
