
恋人や奥さんがいる男性を好きになると、「恋人と別れてほしい」「私を愛してほしい」といった欲望が生まれるでしょう。しかし、一方的に想っているだけでは振り向いてもらえません。そこで、意中の彼を射止めるためのおまじないを3選紹介します。
略奪は彼の恋人から恨まれるリスクがあるため注意が必要です。おまじないの注意点と呪い返しを受けないための護身法も併せて紹介します。
おまじないの注意点
略奪愛には恋愛トラブルが伴います。また、おまじないのやり方によっては呪い返しを受ける危険があるので、まずは注意するべきことを知りましょう。
意思を貫き通す
略奪愛のおまじないでは意思を貫き通すことが大切です。おまじない中に彼の恋人に罪悪感を覚えたり、おまじないをかけることに抵抗を感じると効果が出ません。「略奪愛を成就させる」という強い意思により効果が高まります。
また、気が弱くなると呪術が不本意に作用するので注意が必要です。自分に効力が向いたり、当事者以外の人を巻き込んだりします。リスクを回避するために、「この人と幸せになりたい」という強い意思を持ちましょう。
ネガティブなエネルギーを避ける
おまじないはネガティブなエネルギーと共鳴すると呪いに変わります。邪気が強まる真夜中は避けましょう。暗い部屋や気が停滞している環境も低波動と繋がります。また、恨みや嫉妬の感情に支配されている状態で行うと、彼の恋人に意図しない災いが起こる可能性があります。
つまり、ネガティブなエネルギーを吸収すると黒魔術へと変わり、呪うつもりがなくても不幸をもたらしてしまうのです。正しい効力を得るには、空間と気持を浄化してプラスのエネルギーを意識しましょう。
呪い返しを覚悟する
黒魔術を行うと呪い返しを受けるリスクがあります。略奪愛や不倫は一概に悪いこととは限りません。しかし、愛を求める理由が私利私欲にまみれている場合は邪心の何物でもないのです。邪心を抱えた魂の波動は低いため、おまじないが黒魔術へと変わります。
古来より呪術は魂を削る行為であるとされてきました。不幸を願ったり邪魔なものを排除したりする目的で行うと、自分の魂が削られて不幸を呼び寄せる体質へと変わります。相手の苦しみを願った分、自分にも同等の不幸が訪れることを肝に銘じましょう。
意中の彼を射止めるおまじない3選
ここで紹介するおまじないはすべて簡単です。効力別に紹介するので、意中の彼を射止めるために必要なパワーを授かりましょう。
人参を刻むとライバルが消える
人参を使ったおまじないはライバルを彼から遠ざけ、彼の心から存在を消す効力があります。略奪愛を成就させるにはライバルに勝たなくてはいけません。人参のオレンジはビタミンカラーでありスピリチュアルでは活力を表します。このおまじないでは人参を切り刻みます。つまり人参をライバルに見立てて活力を奪い愛情を喪失させるのです。用いる用具は違うものの、藁人形の呪詛とロジックは同じであるため、強い効力を発揮します。
用意するもの
- 人参 1本
- アイスピック
- 包丁
方法
- アイスピックを使って人参にライバルの名前を刻む
- 名前を刻んだ人参をみじん切りにする
- みじん切りにした人参を、その日のうちに全て食べる
おまじないを実践するとライバルが去っていきます。人参は調理して自分以外の人が食べても構いませんが、人参を食べるとライバルの活力を吸収できます。魔除けの効果もあるため自分で食べるのがベストでしょう。なお、このおまじないは1回だけで効力を発揮します。むしろ、強力なため実践するのは、一生のうちに3回までに留めてください。
赤い花を飾る|ライバルの愛を抑制する
彼と恋人が相思相愛の状態では太刀打ちできません。彼の恋人や奥さんの愛情を抑制して入る隙を作りましょう。赤い花のおまじないには、ライバルの愛情が薄れていく効力があるため、ごく自然な形で恋愛対象となれます。時間はかかるものの、強引に引き離す方法ではないため罪悪感を持ちにくいでしょう。
用意するもの
- 赤い花 3本
- 花瓶
方法
- 赤い花3本を花瓶に刺し、机の上に飾る
- 毎日水を取り替えながら、願いを語りかける
- 枯れてしまったら新しい花を用意して、絶えず机に飾る
赤い花の例としてバラ、ポピー、カーネーション、ダリアなどがあります。赤色であれば何でもいいですが、「恋の予感」の花言葉を持つ赤いツツジを置くと、相乗効果で自身の恋愛運が高まります。また「栄華」の象徴である赤いダリアは女性の魅力を上げてくれるでしょう。
三日月のネックレスをつける|思いが届く
三日月のネックレスのおまじないは、意中の彼に想いを届けたい人におすすめです。月の満ち欠けと女性のバイオリズムがシンクロするように、月は女性性と深いつながりがあります。古くから三日月には神秘的なパワーが宿ると考えられていて、日本では三日月の夜に月に祈る風習がありました。ローマ神話では、三日月には純潔を尊ぶ女神のダイアナが宿るという伝承があるほどです。
用意するもの
- 三日月モチーフのネックレス
- 油性ペン
方法
- 香水を右手の小指につける
- 用意した三日月のペンダントに、意中の彼のイニシャルを書く
- 彼とすれ違ったらペンダントに手を当てて微笑む
このおまじないは持続が重要です。続けるうちに意中の彼の気持ちが傾きはじめ、あなたを意識し始めます。おまじないが成功して恋人になれた場合は、彼にも同じネックレスをプレゼントしましょう。ペンダントには自分のイニシャルを書き込んでください。すると、いつまでも仲睦まじい良好な関係が築けます。三日月が持つスピリチュアルなエネルギーと女神のパワーで願いを成就させましょう。
呪い返しを受けないための護身法
おまじないを実践するデメリットは、呪い返しの可能性がある点です。呪い返しが起こると、ライバルにかけた呪いが自分に跳ね返り不幸に陥ります。呪い返しの不安を解消するには護身法を実践しましょう。
真言を唱える
摩利支天(まりしてん)の真言は呪い返しに有効です。摩利支天は陽炎が神格化した仏であり生命力の象徴であり、真言には太陽のエネルギーにより魔を払う効力があります。真言は「オン・マリシエイ・ソワカ」で、「信じる者は呪いや魔から救われる」という意味です。寝る前や空気が重いときに、心の中で唱えましょう。
オニキスをつける
呪い返しから護身するにはオニキスを身につけましょう。オニキスは悪意や魔を跳ね返す「護身のパワーストーン」と呼ばれています。魔が入りやすい弱い心に活力を与えて、邪気から身を守ります。石が形代となり、恨みや憎しみといったネガティブなエネルギーを吸収してくれるため、トラブルや災難を回避できるでしょう。
意中の彼を射止めて略奪愛を成就させるには、おまじないの効力を頼りましょう。どれも簡単にできるものの、高い効果が期待できるものばかりです。呪い返しはより強い呪詛で対抗しても、事態が悪化する一方です。おまじない中もその後も、ネガティブなエネルギーからは距離を置きましょう。